知らなきゃ損をするかも!天然ルビー・合成ルビー・他の石と見分ける方法は?

「ルビーのアクセサリーを持っているけれど、使わないので売りたい」「ルビーを手軽に買ってみたい」と思う方は多いのではないでしょうか。ところが、天然石のルビーによく似た色石(=合成石のルビー)があります。

評価のポイントを知っておくと、例えば自分がルビーを購入するときに判断材料になります。精巧に作られたルビーの合成石は自分での鑑定は難しいのが現状です。しかし、明らかに違うというポイントをおさえておくと、フリマアプリやネット通販、フリーマーケットや露店などでルビーを購入する際に騙されずに済むかもしれません。また、買取価格にも影響しますので、買取を依頼する前にご自身のルビーが天然石か合成石かを見極めることが大事です。

ルビーには見た目が似ている宝石がいくつかあり、場合によってはルビーよりも値段が高いこともあります。チャンスを逃さないようにしっかりとした知識を持っておきましょう!

天然石は買取価格が高い!ルビーの天然石・合成石ってどんなもの?

ルビーの買取

まずはルビーを買取に出したときにみられる評価ポイントをおさえておきましょう。天然ルビーか合成ルビーかでどのくらい買取価格に影響が出るのでしょうか。

ルビーの買取時の評価の5ポイントとは

鮮やかな赤~やや紫がかった色の濃い色のルビーは高値が付く傾向があります。オレンジなどの色が混ざっていたり、色が濃すぎる・薄すぎると評価が低くなってしまいます。やや濃色の赤で内側からのテリがある色合いをピジョン・ブラッドといい、最高級のルビーの色といわれています。

産地

上記のピジョン・ブラッドの殆どはミャンマー産であると言われています。他にもタイ、スリランカ、ベトナム、マダガスカルなどで産出されますが、産地によってルビーの色味が異なります。つまり、産地によってルビーの品質が異なり、やはりミャンマー産のルビーは高品質であると言われています。

クラリティ(透明度)

ルビーに含まれる不純物が少ないと透明度が上がります。典型的なルビーのクラリティの特性として、結晶インクルージョンやシルクインクルージョン等があります。カラーに影響が出るような内包物が含まれている場合、ルビーの価値は大幅に下がります。

カット

職人は原石をカットして、ルビーの輝きが一番良くでるようにカットします。カット方法は様々ですが、ミックスとカットやファンシーカット、ステップカットが一般的です。カボションカットの場合、スター効果があるスタールビーについては価値がありますが、通常のカボションカットのルビーではファセットカットの半分の価値にしかなりません。

重量や大きさ

1カラットを超えるルビーが稀少なため、サイズが大きくなると大幅に価値が高くなります。

含侵処理された天然ルビーの価値は?

含侵処理とは、ルビーの透明度を改善する目的で鉛ガラスを注入し、内部の傷やクラックを目立たなくするように改善します。

見た目は透明度を増したいい色のルビーに見えますが、科学的・人為的な操作であり自然界においてはあり得ない処理であるため、仮にもともと天然石であったルビーであっても、含侵処理をすると天然石として容認できず、大幅に価値が下がります。「天然石だから含侵処理しても大丈夫」ではありません。天然石のルビーの価値を大いに下げることになりますので気をつけましょう。傷や気泡がある天然ルビーは、含侵処理された可能性が高いです。(気泡は通常、天然石には表れない現象です)

合成ルビーで損をしない為にも見分け方を知っておこう!

ルビーの買取

ご自身でお持ちのルビーが果たして天然ルビーなのか合成ルビーなのか気になりますよね!ご自身でも天然石か合成石かを見分ける方法をおさえておきましょう。

合成ルビーの特徴3つ

スターの模様

光をあてるとスター状に輝きがでるスタールビーの合成石は、スターが不自然なほどはっきりしているという特徴があります。天然石のスタールビーはぼんやりと星形に輝いてみえます。

内包物

レコード盤の溝のような湾曲したカーブラインや気泡が確認出来た場合、95%の確率で合成ルビーです。逆に、天然石の場合は液体インクルージョンやシルクインクルージョンなど天然石特有の内包物が見られます。

ルース(裸石)の裏面

もし、ルビーがアクセサリーから外れてしまっている場合は、ルースの裏を確認しましょう。合成ルビーは裏面が平らになっていることが多いです。

ルビーの合成石・類似石を見分ける方法

色と輝き

長波紫外線ライトを当てて全く蛍光を発しない場合は90%以上の確率でガーネットやガラスなどの類似石です。ルビーではありません。逆に強い蛍光を発する場合は約85%の確率で合成ルビーです。普通の傾向を発する場合は約80%の確率で天然のルビーであると言えます。

ガラスと比較する

ルビーをはじめとするカラーストーンの偽物は、ガラスで作られることがあります。ワインのボトルなど身近なガラスとルビーを比べてみましょう。輝きや色合いがガラスに似ている場合は要注意です。

表面に少しだけキズをつけてみる

ルビーはダイヤモンドでしかキズがつかないといわれているので、少しのことではキズはつきません。爪や硬貨で表面をひっかいてみてキズがついたら、それはルビーではない可能性が高いです。

ルビーの他にもある赤い色の宝石たち

ルビーの買取

ルビーはキレイな赤い色が魅力的ですよね。しかし、赤い色の宝石はルビー以外にもあり、その中にはルビーよりも高値で売れる可能性のある宝石があります。ルビー似た赤い本物の宝石で代表的なものは次の4つです。

  • レッドスピネル:ラズベリーに似た色で、レッド~パープリッシュレッド
  • レッドベリル:落ち着いた赤い色が特徴で、大粒の原石があまりみつからない
  • パイロープ・ガーネット:数種類あるガーネットの中で最も濃色で希少
  • レッドトルマリン:照射によって色を濃くする方法が行われている

上記の4つの宝石の中でも、レッドベリルやパイロープ・ガーネットはルビーよりも稀少価値が高い宝石です。

まとめ

ルビーの買取

ルビーのような宝石を持っているけれど、「高く売れるのか」「このルビーは合成石では?」と思ってなかなか売りにだせない方も多いでしょう。買取時の評価ポイントや天然石か合成石かの見分け方を知っておくと、損をする可能性が低くなります。

赤い宝石の中にはルビーよりも高値がつくこともあるので、使わずに眠らせておくのはもったいないですね。気になることがあればお近くの買取専門店へ問い合わせてみましょう!